エントリー収集から公開・更新まで

フォーム、資料、取材から集めた情報を、個人情報と公開情報に分け、人の確認を通して公開エントリーへ育てる流れです。

「正本化OK」はAIが公開準備へ進めてよい状態です。自動公開ではなく、公開前に人が原稿と画像を最終確認します。エントリーの作成・更新は、Notionのエントリー管理DBを必須の運用台帳として進めます。

これは運用設計(状態の移り変わりと、人とAIの分担)を確認する読み取り専用ページです。実際の受付件数・レコード・個人情報は表示しません。

関連: Content Architecture

凡例

  • 掲載可否・権利・事実・最終公開を判断する
  • AI要約・候補抽出・下書き・画像調整を補助する
  • 自動処理同期・抽出・機械的な変換や検査を行う
  • 個人情報ありGitへ入れない受付領域
  • 正本その成果物の正式な保存場所

メインフロー(4つの運用帯)

1情報収集

情報の入口は5種類。フォーム経路は個人情報を含み、資料・取材経路は inbox に入ります。

  1. 掲載希望フォーム

    例:店舗、サービス、施設、イベント主催者

    最初の保存先:Netlify Forms(個人情報あり)へ

  2. 市民からの情報提供

    例:景色、花見スポット、地域の話題、写真

    最初の保存先:Netlify Forms(個人情報あり)へ

  3. 訂正・削除依頼

    例:閉店、移転、内容変更、権利関係

    最初の保存先:Netlify Forms(個人情報あり)へ

  4. 公的Web・発行資料・書籍

    例:行政情報、観光資料、歴史資料

    最初の保存先:inbox へ

  5. 独自調査・取材

    例:インタビュー音声、写真、現地メモ

    最初の保存先:inbox へ

受付・ソース化へ

2受付・ソース化

フォーム経路

  1. ブラウザで画像を圧縮自動処理

    原寸ではなく、長辺2000px程度・1枚1.2MB以下を目安にする。

  2. Netlify Forms に保存Netlify Forms個人情報あり

    受付原本。本文・圧縮画像・受付情報を保存する。

  3. 問い合わせ受付DB で目視確認Notion個人情報あり

    同じ受付IDで本文と画像を一つの案件として確認する。

名前・メールアドレス・非公開電話番号は、この受付領域から先へ移しません。候補化するときは個人情報を除いた情報だけを引き継ぎます。

資料・取材経路

  1. inbox に受け入れる

    PDF・音声・画像・メモを取り込み前の一時置き場に入れる。PIIは置かない。

  2. 文字抽出・OCR・文字起こし自動処理AI

    取得日・確認日・出典・権利条件を記録する。

  3. sources / knowledge に整理

    外向きコンテンツの根拠を保存する(AIが参照するナレッジ)。

  4. Source Index に索引登録Notion

    人が一覧・状態・利用先を管理する。

PDF・音声・画像を取り込んだだけで正式エントリーを自動生成しません。AIは候補名・種別・根拠と、足りない情報を提案します。

候補化・人の審査へ

3候補化・人の審査

エントリー管理DB(個人情報なし・必須の運用台帳)Notion

1件のエントリーを、候補から公開後までここで追跡します。公開候補の情報だけを置き、連絡先などの個人情報は持ち込みません。必要時は受付ID・Relationから問い合わせ受付DBへ戻って確認します。担当・権利確認・R2状態などは別プロパティで管理します。

  • 台帳が先、実装が後。候補レコードを作る前に、原稿づくり・画像のR2保存・サイト実装を始めません(下書きMarkdownの先行作成も実装に含みます)。
  • 段階ごとに台帳を更新します。候補ID・エントリーID・slug・公開前原稿パス・R2状態を、その段階で埋めます。
  • 公開済みエントリーの訂正・更新は、新しい候補を作らず既存レコードを「更新要否=要更新」にして扱います。
  • 台帳を更新できないときは完了扱いにせず、作業を止めて理由を報告します。ローカルへの退避は記録の保全であって、登録の代わりにはなりません。

ボードの主状態(5つ)

  • 候補ソースから抽出したが、正本化の対象として未選定
  • 正本化済み公開前原稿と根拠が整った、未公開のエントリー
  • 公開済み実装・デプロイ・本番URL確認まで完了(ここで1件が完了)
  • 保留・不採用追加確認待ち、掲載対象外、権利不明、重複など
  • 公開停止以前は公開したが、非表示・削除したエントリー

分岐

  • 情報不足 → 追加確認 → 「候補」のまま保留する
  • 掲載対象外・権利不明・重複 → 「保留・不採用」
  • 受付が「正本化OK」になった、または人が候補の採用を指示した → 帯4の正本化へ

人の承認が必要:受付を「正本化OK」へ移す

「正本化OK」へ移すのは人だけです。これはAI・編集者が公開準備へ進めてよいという意味で、自動公開ではありません。本文・公開情報・添付画像をまとめて採用する単一の承認です。

正本化・公開へ

4正本化・公開

  1. エントリー管理DBへ候補レコードを作成・更新NotionAI

    候補ID・ソースID・slug候補・公開前原稿パスを記録する。ここが済むまで、下書き作成もサイト実装も始めない。

  2. AI・編集者が公開用に調整AI
    原稿
    タイトル、概要、本文、タグ、slug、出典、確認日
    事実
    不足・矛盾は推測で埋めず、要確認として示す
    個人情報
    公開不要な名前・連絡先・位置情報を除く
    画像
    向き、明るさ、トリミング、容量、EXIF、alt、クレジット
    禁止
    無断の合成、人物削除、事実が変わる生成編集
  3. サイトリポジトリへMarkdown下書きsite repo / Markdown正本

    公開原稿の正本。

  4. 採用画像をCloudflare R2へ保存Cloudflare R2正本

    公開画像の正本・配信元。

  5. ローカル表示と自動検査で人が最終確認自動処理

    原稿・画像・リンク・必須項目・モバイル表示を確認する。差し戻しがあれば修正する。Deploy Previewはエントリーごとの標準工程にしない。

  6. Netlifyで公開Netlify

    利用者向けに配信する。

  7. 本番URLを確認し、台帳を「公開済み」へ更新NotionAI

    エントリーID・slug・公開URL・公開日・サイト正本パスを記録する。この更新まで終えて、はじめて1件が完了する。

人の承認が必要:本番公開への最終承認

ローカル表示と自動検査で人が原稿・画像・リンク・モバイル表示を確認し、最終承認したものだけをNetlifyへ公開します。差し戻しがあれば正本化へ戻します。Deploy Previewはエントリーごとの標準工程にしません。

1件の完了条件

本番URLの表示を確認したあと、台帳の管理状態を「公開済み」へ更新するまでが1件の完了です。デプロイまで終わっていても、台帳が「公開済み」になっていなければ未完了として扱います。

完了報告に必ず示す4項目

NotionレコードID
エントリー管理DBの該当レコード
エントリーID
正本化時に発行した正式ID
slug
公開ページのURL末尾
本番URL
表示を確認した公開ページのURL

4項目のどれかが欠けている報告は、完了報告として扱いません。台帳を更新できなかった場合は、完了とせず停止理由と未更新の項目を報告します。

公開後の成長ループ

  1. Verified Basicで公開
  2. 追加取材・訂正依頼・公式情報・写真提供
  3. 再確認
  4. 原稿と画像を更新
  5. 再公開
  6. 台帳に確認日・完了日を記録候補審査へ戻る

最初から情報量を完璧にそろえる必要はありません。確認できた基本情報で公開し、更新履歴と確認日を持ちながら成長させます。訂正・更新は既存レコードを「更新要否=要更新」にして扱い、本番反映を確認したら「通常」へ戻します。

正本の場所(どこが正式な保存場所か)

  • フォーム生回答・個人情報

    保存場所:問い合わせフォームの受付原本Netlify Forms

    役割:受付原本

    Git外

  • 問い合わせ本文・審査用画像

    保存場所:問い合わせ受付DBNotion

    役割:人の目視確認

    Git外

  • 整理済みソース

    保存場所:agentリポの sources / knowledgeGit

    役割:AIが参照する根拠

  • ソース索引

    保存場所:Source Index DBNotion

    役割:人が一覧・状態を管理

    Git外

  • エントリーの運用台帳

    保存場所:エントリー管理DBNotion

    役割:個人情報なしの候補〜公開後台帳

    Git外

  • 公開原稿

    保存場所:siteリポのMarkdownGit

    役割:公開原稿の正本

    正本

  • 公開採用画像

    保存場所:画像ストレージCloudflare R2

    役割:公開画像の正本・配信元

    正本

  • 公開ページ

    保存場所:公開サイトNetlify

    役割:利用者向け配信

Notionは受付・審査・運用台帳の場所で、公開の正本ではありません。公開原稿の正本はサイトリポジトリのMarkdown、公開画像の正本はCloudflare R2です。エントリー管理DBは「どこまで進んだか」を追う台帳として必須ですが、公開する本文や画像そのものはここに置きません。