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「本物の松阪牛」を知る ― 定義とトレーサビリティのしくみ

「本物の松阪牛」を知る ― 定義とトレーサビリティのしくみ
概要
「松阪牛」は、ブランド名としてよく知られていますが、実は登録・管理のしくみによって定義された牛です。この記事では、松阪牛の公式な定義と、一頭ずつ管理する「個体識別管理システム」のしくみを、はじめての方にもわかるように整理します。お店で松阪牛を選ぶときの見方の参考にもなります。
このページは松阪市発行の資料をもとにした読み物です。制度の最新情報は、記事末の公式リンク(松阪牛協議会など)でご確認ください。
松阪牛とはどんな牛か
松阪牛は、次の条件を満たし、**松阪牛個体識別管理システムに登録された黒毛和種の未経産牛(子を産んでいないメス牛)**を指します。
- 生後おおむね12か月齢までに、松阪市を中心とした松阪牛生産区域内に導入されること
- 導入後の移動も生産区域内に限られること
- 生産区域内での肥育期間が最長かつ最終であること
つまり「松阪でとれた牛」というより、決められた区域で、決められた育て方をされ、登録された牛が松阪牛です。
「特産松阪牛」とは
松阪牛の中でも、兵庫県但馬地方などから生後約8か月の子牛を選んで導入し、900日以上の長期にわたり一頭ずつ手をかけて肥育したものを「特産松阪牛」と呼びます。
一頭ずつ管理する「個体識別管理システム」
松阪牛は、農家から消費者に届くまでの流れを記録して管理しています。
- 農家で肥育
- 松阪食肉公社で出荷確認
- 「松阪牛シール」「松阪牛証明書」を発行
- 精肉・飲食などの事業者へ
- 消費者へ
各牛には10桁の個体識別番号が付き、血統や飼料などの情報を照会できます。お店で「松阪牛シール」や「証明書」の番号を確認すれば、その牛の情報をたどれる、というのが基本のしくみです。
お店で選ぶときのポイント
- 「松阪牛シール」「松阪牛証明書」があるかを見る
- 10桁の個体識別番号が示されているかを確認する
- 気になるときは、番号から公式の照会先で情報を確認する
よくある質問
Q. 松阪牛は松阪市内で生まれた牛のことですか? A. 生まれた場所ではなく、生産区域内への導入時期・肥育・登録などの条件で定義されます。子牛は他地域から導入される場合もあります。
Q. 生産区域はどこですか? A. 松阪市を中心とした区域ですが、市町村合併により区域内の市町村名は資料発行時から変わっている場合があります(例:一部の町は現在の津市などに含まれます)。現在の正確な区域は松阪牛協議会など公式情報でご確認ください。
公式情報・確認先
- 松阪市 農林水産課
- 松阪牛協議会(個体識別番号の照会など)
関連する情報
最新情報はこちら(このページ)
http://localhost:3000/entry/matsusaka-beef
出典:松阪市暮らしのガイド2023年保存版「まつさか名産特産」(株式会社サイネックスとの連携協定により発行)
取得日:2022-12 確認日:2026-07-09 次回確認予定:2027-07-09
松阪牛の生産区域の市町村名は「2004年11月1日現在」の資料に基づきます。市町村合併で名称が変わっている可能性があるため、最新情報は公式でご確認ください。松阪牛シール・証明書・ロゴのデザインは転載していません。
